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VIN CODEとはVehicle Identification Numberの略で車輌識別番号（車台番号）を表します。
1980年代に初めてアメリカで規約化され現在では国際標準化機構（ISO）にて規格化されております。
VIN CODEは17桁のアルファベットと数字で構成されており、それらから生産国やメーカー、年式などのその車の情報を知ることができます。
以下、簡単に説明を致します。

（例）車体番号が　WAUZZZ4BZXN052414　のアウディの場合、
VIN CODEを桁数ごとに区切ると以下の通りになります。　

各々の桁は次のような意味があります。

桁　数	内　容
1	生産国
2	メーカー
3	区　分
4	ブレーキシステム
5	ライン・シャーシタイプ
6	トラック/キャブタイプ
7	ボディタイプ
8	エンジンコード
9	チェック・ディジット
10	モデルイヤー
11	生産工場
12～17	シリアルナンバー

◇1桁目 1、アメリカ　2、カナダ　3、メキシコ　4、アメリカ　J、日本　S、イギリス　V、フランス　W、ドイツ　Y、スウェーデン　Z、イタリア

◇10桁目　モデルイヤー

※イヤーモデルの変更は通例7月～8月に行われます。
　よって車体番号による年式と車検証上の登録年月日にずれが生じることがありますが、間違いではございません。

以上のことから、例えに挙げたアウディはドイツで製造された1999年モデルの車輛になります。
このVIN CODEはメーカーやモデルによって若干の違いがある場合がございます。

（例1）アウディ

車台ナンバー　WAUZZZ4BZ-YN130000　　→　　カタログ表記　4B_Y_130000

（例2）フォルクスワーゲン

車台ナンバー　WVWZZZ1HZ-SW290000　　→　　カタログ表記　1H_S_290000

車台ナンバーの右（下）から８桁目が年式コードになります。（以下の表を参照下さい）

【 注意 】イヤーモデルの変更は通例７月～８月に行われます。
よって車台ナンバーによる年式と車検証上の登録年月日にずれが生じることがありますが、間違いではございません。

AUDI、PORSCHE、VOLKSWAGENなどのブレーキパッド適合に関しましては車体（エンジンルーム、トランクetc）に貼り付けられている装備ステッカーもしくはサービスハンドブックにて下図のPRナンバーをご確認ください。

エンジンルーム内の左側または右側のストラット部分に、4ケタ、6ケタ、または7ケタの数字がペイント
もしくはラベルが貼ってあります。（図1）

• （例1）6950
• （例2）695083
• （例3）0810381
• （例4）1095082

• ＊6ケタの場合、後ろの2ケタは生産工場の番号です。はじめの4ケタがFABナンバーです。（例1、例2）
• ＊0ではじまる7ケタの場合、前1ケタと後ろ2ケタをのぞいた4ケタがFABナンバーです。（例3）
• ＊1ではじまる7ケタの場合、後ろ2ケタをのぞいた5ケタがFABナンバーです。（例4）
• ＊モデルによっては、ドア（タイヤ空気圧ラベル）に貼られている場合もあります。（図2）
• ＊一部のモデルについては、ドア開口部にラベルで表示されています。（図2）

ラベルの場合

エンジンルーム内メーカーズプレート「No. FOR SPARES」の欄に表示されている７ケタの数字です。

（例１）センサー対応欄「－」、センサー品番欄「－」の場合

（例２）センサー対応欄「○（別売）」、センサー品番欄「0239-L596」などの品番表記有り。センサー種別「差込」の場合

（例３）センサー対応欄「○（別売）」、ウェアセンサー品番欄「未設定」、「開発中」又は「　」（空欄）、ウェアセンサー種別「差込」の場合

（例４）センサー対応欄、「①(付属)」、ウェアセンサー品番欄「　」（空欄）又は「－」の表記、ウェアセンサー種別「埋込」の場合

（例５）センサー対応欄、「②(付属)」又は「③(付属)」、ウェアセンサー品番欄「　」（空欄）又は「－」の表記、センサー種別「埋込」の場合

（例６）センサー対応欄 「Ｘ」、ウェアセンサー種別 「埋込」 の場合