技術情報
ブレーキに関する知識
誰にでもわかるブレーキフルード講座
レース用のブレーキフルードの大半はなぜDOT規格をクリアしていないのですか?
答えは簡単です。技術的に難しいこととコストが割高になるからです。低温の粘度特性をDOT4規格内でキープし、かつpH値を7.0以上で保ちながら、320℃以上のドライ沸点を実現させることが技術的に難しく、生産コストも割高になるためです。レース用フルードの大半は低温粘度特性かpH値のどちらかが犠牲になっております。