技術情報
ブレーキに関する知識
ブレーキパッド編
埋込みタイプの処理方法について
純正品が埋込み式タイプのパッドである車にセンサー対応していないパッドを取り付けると、警告ランプが点灯したままになります。
そのままでも構わないのであれば問題ないですが、この警告灯ランプを解除するには次のような配線加工が必要となります。
◆配線加工の方法
- 取り外したパッドに付いているセンサーを摩擦材部分より切取る。
- 切り取ったセンサーの2本のコードを直結する。
- センサーのカプラーを車体側カプラーに取り付ける。
- ホイールなどに干渉しないようにセンサーコードを固定する。
この加工を行えば警告ランプは消えることがほとんどですが、車輌によっては ディーラー等でコンピューターのリセットが必要になる場合があります。
また、これらの加工を行う、行わないにかかわらずパッドの残量のチェックは目視になります。