FCタイプ
高負荷でも安定!ハイミューのパフォーマンスディスク
- これまでのFP/FSタイプのカーブスリット版「FCタイプ」
- 形状、角度、本数を最適化したカーブスリットにより、走り出しから高いμを発揮!高負荷でもμが低下しにくい!
- 熱処理を施したハイカーボン材と8本カーブスリットは、最強のタッグ!
- 街乗りから本格サーキット走行まで広く対応したオールラウンドの性能
対象ステージ
性能特性チャート
このグラフは、各性能をノーマルディスクローターと対比したイメージです。
数値はあくまでも性能をわかりやすく表現するための指数となります。組み合わせるパッドによってその指数は大きく異なります。
数値が高いほどノーマルに比べ、性能が向上しています。
マシニングセンターにて加工しています
ダイナモデータ比較
8本カーブスリットローター(FCタイプ)と従来の6本ストレートスリット(FSタイプ)を、SAE J2522の試験データで比較。
ストリートで想定される速度域の制動試験データを抽出しました。どの速度域でも10~20barの低液圧時のμの立ち上がりは従来のFSタイプの方が良い傾向でした。
高い液圧、すなわち高負荷域になるにつれて8カーブスリットローター(FCタイプ)の方がμが低下しにくい結果が得られました(緑線の角度に注目)。
以上から、8本カーブスリットローター(FCタイプ)の方が高負荷域でも制動力が安定して発揮されることが示されました。
ダイナモサーキットモードデータ比較
8本カーブスリットローター(FCタイプ),従来の6本ストレートスリット(FSタイプ),スリット無しのFPローターの3種類でダイナモ・サーキットモードテストを実施しました。
4つのコーナーにおける平均μをLAPごとに比較したグラフをみると、各コーナー共にFCタイプの値が他の2種を上回っていることを確認。
FCタイプは走り出し早々のLAPから、高いμを発生させている点が特徴。また、その性能を後半のLAPまで維持することができていることが分かります。
よって、一発のタイムアタックから連続周回走行まで幅広い用途に適性があるといえます。
バランス切削
ディスクローターを回転させた時に重量偏差があると振動を引き起こします。
その振動防止のために、ディスクローターの側面を切削してバランス調整を行っています。
これは純正ノーマルディスクでも採用されています。